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2012年01月22日

欧州鉄道の旅 特別編 イースタン&オリエンタル・エクスプレス ③

夕刻、穏やかな時にびったりのここでしか味わえないカクテルがあります。ジン、ライチリキュール、パイナップルジュース、グアバジュース、アップルシロップ、氷を入れてシェイク、最後にジェリーパウダーでE&Oのロゴをかたどります。ジンとトロピカルフルーツが調和したオリエンタルな味わいのE&Oカクテル。

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太陽が地平線に消えようとする頃、今宵もレストラン・カーは賑わい始めます。フォーマルウェアーに身を包みイースタン&オリエンタル・エクスプレスで味わう最後のディナーです。

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本日のディナーはアミューズ ブッシュから

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スープはマレーシア、シンガポールの緬料理、ラクサ(海老とうずらの卵のカレースープヌードル)

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そしてメインディシュはチョイスが出来ます。此方は牛ほほ肉のバクテー風煮こみ。バクテーとはハーブを入れたマレーシアの鍋料理です。

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そしてこちらはアヤム・ルンダン・ブリヤニ 鳥肉をココナツミルクとスパイスで煮こんだ物です。

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そしてデザートはホワイトチョコのムース パッションフルーツ ソース添え

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最高級の紅茶 キャメロンハイランド産ボーティー  プチルール&キャメロンハイランド産ボーティー

そして此の日は特別な夜となりました。E&Oのスタッフ達がハッピバースディーの軽快なメロディーと供の登場。

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ディナーの後は催しもの。此の夜はマレー伝統の踊りがひろうされました。さまざまな文化が融合するマレーシアに伝わる独特なダンスです。

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列車に揺れながら触れる異国文化です。

次の停車駅クアラルンプールが近づいてきました。日付が変わる頃、列車はクアラルンプール駅に静かに停まりました。クアラルンプール駅はおよそ100年前植民地時代の1910年に完成、駅舎はクアラルンプール市内最古と言われ、ムーア風建築様式は観光名所の一つとなっています。幾多の旅行者を出迎え、見送ってきたホームは当時の面影を今に伝えています。駅の中には100年の歴史を物語る品々が所蔵された博物館があります。

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イギリスの植民地時代からゴム農園や錫の採掘で発展して来たマレーシアの首都クアラルンプール。此の町はマレー系やインド系、中華系、イスラム系など多彩な民族が共存している国際都市。多彩な文化が町に活気をもたらしています。

クアラルンプールとは濁流が一つになる場所と言う意味を持っています。その由来となった場所が旧市街にあります、それが此のモスク、ジャメモスク。ここれ市内を流れるモンマック川とクラン川が合流しています。二つの川が合わさるこの地点を指して町の名前がついたのです。

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此のクアラルンプールはシンガポール、バンコクに次ぐ東南アジア第三位の都市と呼ばれています。その近代都市を象徴するのがこちらのペトロナスツィンタワー。高さ450メートル、88階建を誇っています。

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ペトロナスツィンタワーの正面に最高級のサービスを提供するトレーダースホテル クアラルンプールがあります。このホテルの一番の魅力はペトロナスツィンタワーの夜景。タワービュールームからはその美しい姿をじっくり堪能する事ができます。571部屋あるパウダールームはアメニティーも充実。33階にあるSKy Bar、ここでもツィンタワーの夜景を楽しむ事が出来ます。又、タイニングも充実、アジアはもちろん西洋の食文化をこころゆくまで味わえます。

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クアラルンプール駅で一時間程停車した列車はいよいよ最後の目的地シンガポールへと走り出します。クアラルンプールの近代的な街並みとは対照的な原生林の中を終点、シンガポール駅をめざして走ります。イースタン&オリエンタル・エクスプレスで向かえる最後の朝食が運ばれて来ました。マレー半島に昇る朝日を見ながら味わう最後の食事。

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朝9時頃、列車はマレー半島最南端の都市ジョホールバルへさしかかります。ジョホールバルを過ぎるとシンガポールは目の前。マレーシアとシンガポールの国境にもなっているジョホール水道。この水道にまたがる全長1キロのコーズウェイブリッジを渡って行きます。此の橋を渡ると旅の最終目的地シンガポール。

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タイを出発して四日目の朝シンガポールに到着です。

今回の旅の目的地シンガポール。今や世界経済の一端をになう国となりました。メインスツリート、オーチャード通りには超高層ビルが聳え、巨大ショッピングモールが犇めいています。中国、マレーシア、インドなどさまざまな民族が暮らし、その影響を色濃く残すシンガポール。古くから交易の要所であった此の国は東西文化の交差点として栄えました、こちらはこの国最古のイスラム寺院と言われるサンタン・モスク。1824年に建築、5000人の信者を収容、其の規模はシンガポール一と言われています。

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シンガポールの新たなランドマークとして誕生したのが2010年にオープンしたホテル マリーナ ベイ・サンズ シンガポールの新たな顔としてアジアのみならず世界へそのスケールをアピールしています。

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此の旅の終着駅となるタンジョン・パガー駅。実は此の駅はシンガポール領土にありながらマレーシア鉄道の駅なのです。つまり駅舎と線路はマレーシアのもの、そこで両国の首脳会談の末、2011年をもってマレー鉄道の終着駅は国境近くの駅に移され、此の駅の閉鎖が決定。しかし1932年開業の歴史ある駅舎は今後博物館として新しいスタートをきる事になったのです。およそ80年もの年月を数えて来た歴史的価値が評価され、新たな役目を果たす事になったのです。

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イースタン&オリエンタル・エクスプレスで、マレー半島、2038キロ、三泊四日の旅もまもなくシンガポールに到着。此の旅も終りを告げようとしています。

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旅の最後は乗務員達が横一列に並び、オリエント・エクスプレスならではのスタイルで見送ります。

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タイを出発しマレーシア、シンガポールを走るイースタン&オリエンラル・エクスプレス、全長2038キロ、車窓を流れる風景に旅人達は何を思い描いたのでしようか。


イースタン&オリエンタル・エクスプレスの旅、素晴らしかったですね。ペナン島は一度は訪れてみたい所です、気スパを受けて、リラックスしたホテルライフを経験してみたいものです。




欧州鉄道の旅 特別編 イースタン&オリエンタル・エクスプレス 引用











crystaltakara at 16:46│Comments(0)TrackBack(0)

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