観葉植物の寄せ植え猫のしっぽ カエルの手   初夏の味

2011年08月04日

「日本画 どうぶつえん」展

山種美術館で開催されている「日本画 どうぶつえん」展に行って来ました。

小さなお子さんにも日本画に親しんで貰おうと、スタンプラリーが開催されたり、白クマのぬいぐるみと記念撮影が撮れる場所が設けられたりしていましたので、なかなか工夫のされた展覧会となっていました。小さなお譲さんと訪れている方もいらっしゃいました。小さな頃から美術館に通う習慣が付くのは良い事だと思います。

展示は
第1章 動物園 ~美しきものたち~
第2章 鳥類園 ~翼をもつものたち~
第3章 水族園 ~水の中のいきものたち~
第4章 昆虫園 ~小さきものたち~
で構成されていました。

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「班猫」  竹内栖鳳  重要文化財

飼い猫を気に入って譲って貰い、好きなポーズをさせて描いた画だそうです。細かい毛並み、いまにも飛び出てきそうなグリーンに光る目、とても感動を覚えます。

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「兎」 奥村土牛

動物の目が可愛らしくて好きとの解説がありましたが。兎の眼がとても優しげで心ひかれる画です。動物の眼は純真でそして真剣ですので私も大好きです。

川合玉堂画伯の「猿」も展示されていました。猿の表情がとても悪戯げで、可愛らしく思いました。

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「木兎」  横山大観

木兎のぱっちりと見開かれた黄色い目がとても印象的です。とても可愛らしく、何度観ても惹きつけられる物があります。

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 「閑鷺」  上村松篁 

柳の木に静かに佇む鷺。静寂感に感銘をうけます。上村画伯の配色はとても気品があり、素晴らしいと思います。

その他 同画伯の「千鳥」「春鳩」も展示されていましたが、その気品に心が惹かれます。

今回の展覧会を鑑賞して「どうぶつえん」と言う名目でこれだけ多くの、素晴らしい日本画を鑑賞出来た事に驚きました。素晴らしいコンセプトだと思います。

名画を鑑賞した後、いつもの喫茶椿に立ち寄りました。今回も絵を題材にした綺麗な和菓子が用意されていました。

私が注文したのは「秋のうさぎ」 安田画伯 「うさぎ」を題材に作られた和菓子です。うさぎに桔梗の花が添えられとても可愛く仕上げられていました。

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http://www.yamatane-museum.jp/











crystaltakara at 16:58│Comments(0)TrackBack(0)

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