2011年06月19日

氷の海を追ってきたクロ

NHKの放送でシベリア抑留者の心に温かい火を灯した犬を題材にした井上みちこさんの著書が紹介され、興味がありましたので読んでみました。

「氷の海を追ってきたクロ」

クロ_

飢えと寒さ、強制労働に何も解決のめども立たないシベリア抑留者の前に一匹の子犬クロが表れます。心の温か味を失いかけている抑留者に家族の温か味を与え、生きる力を与えていきます。そして抑留者が日本に帰国する事の出来る日を迎えます。それまでクロを可愛がっていた人はなんとかして日本にクロを連れて帰りたいと思いますが,船に乗船した際に残念ながらクロは船より下ろされてしまいます。なにが起きたか分からないクロは岩壁でなすすべをなくしていますが,急に氷の海へと飛び込み船を追います。冷たい海で命を失いかけたクロは船長に助けられ。抑留者達と供に日本に到着します。クロはその後良い人に引き取られ、子供を沢山生み、幸せな生涯を閉じます。

作者の方は動物の素晴らしさを伝えたくて動物の著書を多く執筆されていますが、今回の本は抑留者の人々の取材をして行く過程で戦争の一部でも紹介する事ができればと思う様になられたそうです。

何の罪の無い人が捉えられ、過酷な抑留生活を余儀なくされる現実。なんの望みも持て無い生活の中でも手作りのボールやバットを作り野球をして楽しい時間を作り出そうとする抑留者達の逆境の中でも喜びを見出そうとする姿勢に感動を覚えました。

又、氷の海に飛び込んでまで主人を追おうをする犬の心の健気さに感動をしました。

この本のなかではっとさせられた一節がありました。「最後まで希望を捨てちゃいけない。あきらめちゃだめだっていうことだ。」

マージュの治療にあてはまります。
マージュはその後新しい病院で治療を受け、足は麻痺した儘ですが、状態は落ち着いています。今は薬を飲ませ、やはり藁、乾燥にんじん、小松菜以外は口にしないので、フードを粥状にして食べさせています。少しでも足の麻痺が取れるまであきらめないで治療をして行こうと思っています。足の動かない悲しみを持つマージュを思うと心が押しつぶされそうですが、良くなる日を信じて前に進みます。

動物の心は無限大です。話す事の出来ない動物達・・・大切にしたいと思います。


昨日は玄関の寄せ植えにセロシアとブルーサルビアを植え込みました。

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セロシアの赤は元気をくれそうです。










crystaltakara at 16:13│Comments(0)TrackBack(0)

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