二人のココ・シャネル布遊感

2010年01月28日

HACHI

 

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奇跡の犬HACHIを観ました。やはり涙が溢れ出てしまいました。

大学教授パーカーの孫娘の「私のヒーロー」を発表する場面から始まります。
日本より運ばれて来た秋田犬の子犬がパーカーに出会います。駅に預けることも出来ず、自宅に子犬を連れて行ったパーカーは飼う事を妻に反対されてしまいます。ところが飼い主を見つけようとしている間に子犬とパーカーの絆は深まり、その様子を見ていた妻も飼う事を了承します。パーカーの愛に包まれたハチは順調に成長して行きます、その内パーカーを駅迄送り、夕方5時には迎えに行く様になります。その様な幸せな日常が続いていましたが、パーカーが突然に亡くなってしまいます。妻は他の町に引っ越し、ハチは娘夫婦に引き取られる事になります。ところがハチは娘夫婦の家を逃げ出し、パーカーを待っていた駅に戻ってしまいます。ハチの気持ちを察した娘はハチの好きな様にさせてあげます。それからハチは来る日も来る日もパーカーを駅で待つ様になります。新聞記者の取材によりハチに餌代を送ってくる人が出てきたり、駅の周りの人々もハチを温かく見守る様になります。ハチは10年と言う歳月を駅でパーカーを待ち続けます。ある日、パーカーの妻が町を訪れて、ハチがまだ待ち続けている様子を目にします。妻は”次の電車が来る迄一緒に待たせて”と言ってハチをねぎらいます。歳老いたハチは精いっぱいの力を振り絞り駅に向かいます。ハチはパーカーが迎えに来てくれた様子を夢に見ながらこの世を去ります。
場面は孫娘の発表している場面に戻ります。教室中の子供達が感激しています。パーカーの孫娘が秋田犬の子犬と戯れている様子で終わります。

日本映画のハチ公も見ましたが、とても悲惨でした。でも大学教授の仲代達也が駅にハチを迎えに来る場面はとても良かった。桜の下で大学教授と戯れるハチは幸せそのものでした。

やはりアメリカ映画ですね。HACHIに自分の犬生?を選ばせる自主性を感じました。HACHIを取り巻く環境もけして冷たさを感じず救われる思いがしました。

犬はとても忠実です。あの純粋な目で見つめられると愛さずにはいられません。ふと「犬との十の約束」を思いだしてしまいました。何時までも一緒にいてあげる事が最大のプレゼントですね。心からそう思いました。

crystaltakara at 18:04│Comments(0)TrackBack(0)

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