2011年01月

2011年01月14日

築地御厨さんの初荷

築地御厨さんの初荷が届きました。

田神かぶ、プチヴェール、田神大根、備中れんこん、チンゲン菜、ブロッコリー、さやあかね、にんじん

そして今回、初めて出合った野菜、「たー菜 」と「 ちぢみれんそう」が入っていました。

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たー菜

中国語で「つぶれた」という意味の中国野菜だそうです。
油と相性がよいので炒め物にすると良いそうです。


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ちぢみれんそう

葉はほうれん草にそっくり、レタスの様に丸い形をしています。
あくが少ないのでさっと短時間で茹でて、おひたしにするのがお薦めだそうです。

どちらも今が旬真っ盛りの野菜です。こうした珍しい野菜に出合える事も楽しみの一つです。

さやあかねとにんじんを使って肉じゃがを作りました。にんじんの色の鮮やかな事、とても綺麗です。食べてみるとさやあかねはほくほくとしてとても美味しく。にんじんは本当のにんじんの味がしてとても美味しい。何時も本当の野菜の味を堪能しています。



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2011年01月13日

猫のしっぽ カエルの手④ 新年を迎える

朝の訪れが一年でもっとも遅い時期、年の瀬を迎えた京都 大原、冷え切った空気が川に霧を作り里に幻想的な風景が広がる。

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枝に残った柿も後わずか、落ちた柿は山からやってくる猿達のご馳走になる。

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大原の師走は静かな時を刻む、築100年の古民家の庭は一休み。

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雪が降り出す迄の色どりは葉牡丹やプリムラ・ジュリアン。

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気管支の弱いベニシアさん友人から貰ったカリンを使ってカリン酒を作る。種は小さなハート型、みているだけで幸せな気持ちになる。刻んだカリンと氷砂糖を交互に入れて行く、最後に風邪薬にもなるレモングラスを切って入れる、夏ごろにはピンクになる。そしたらフルーツをはずして呑みます、爽やかな香りのカリン酒、のどや風邪に良い。出来上がりが待ちどおしい。

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寒い冬は庭仕事も一休み。でも日差しのある時は春の準備に余念がないベニシアさん。植木鉢を洗うのは庭の休みの時の大切な仕事。
「冬前に鉢を洗わないと鉢に黴菌が残り、次に植え込んだ時、根が駄目になってしまう可能性があるから」
ベニシアさんが故郷のイギリスでよく使っていたと言う鉢にぴったしのハリネズミの様なブラシを手にいれた。寒い冬の水仕事を楽しめる様にお気に入りの道具を用意する。

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Venetia's Herb Note  ベイリーフ(月桂樹の葉)

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凍える様な寒い朝、雲間からひっそり差し込む日差しが常緑樹を照らします。古代ギリシアでは月桂樹は癒しと光と真実の神であるアポロンに捧げられました。競技で優勝した運動選手や優れた学者、詩人にはその栄誉をたたえる月桂冠が授与されました。古代ローマではカレンズと言う元日祭に魔よけや雷よけとして月桂樹の葉を玄関に飾りました。アジア原産の月桂樹の葉は暗い場所で乾燥させるとその色や刺激的な香りがよく残ります。時間をかけて煮込むカレーやスープ、シチュー、ピクルスの風味づけにベイリーフをよく使います。煮立ったミルクにベイリーフを浸して飲むと偏頭痛、高血糖、胃潰瘍に効き目があるそうです。ベイリーフは力強いハーブなのです。

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Venetia's Herb Recipe  アイリッシュシチュー

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煮込み料理にかかせないベイリーフを使ってアイルランド風のシチューを作る。ベニシアさんのお母様が19歳の時にアイルランドに引っ越し、「その時初めてアイリッシュシチューを食べたのですけれど、とてもシンプルな味でとても美味しいと思って作っています、冬の間、暖かくなりたいと思って」

材料(5人分)
ブロックベーコン 750g        ジャガイモ  3個
玉ねぎ       2個         ニンジン   2本
キャベツ      1/2個       水       900ml
ベイリーフ     8枚         塩、こしょう 適量
砂糖        適量         大麦     大さじ1

① 大きめに切った、ブロックベーコン、ジャガイモ、玉ねぎを水に入れ20分程煮込む。
② あくを取り、大きめに切ったニンジンを入れ、塩、コショウ、砂糖、 大麦を入れ15分程煮込む。
③ キャベツを加え5分程煮込み、最後にパセリを飾る。

ベイリーフのスパイシーな香りが食欲をそそるアイリッシュシチューの出来上がり。これで大原の寒い冬を乗り切る。

もう直ぐお正月、新年を迎える準備をするベニシアさん。
部屋の飾りもクリスマスからお正月に模様替えをした。

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長く使う為には手入れが大切、漆の重箱をつばき油で丁寧にみがく。

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ベニシアさんイギリスから日本に来て漆の器を使うようになるとあっという間に魅了された。漆の深い色と滑らかな質感には他にはない輝きを感じる。

お正月に使う漆器を買いに大阪に居る友人を訪ねたベニシアさん。
漆芸家の林源太さんはかってベニシアさんの英会話学校の生徒だった。源太さんの工房を訪ねるのは初めて、期待に胸がふくらむ。

ここに自宅兼工房を構えている。

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二階のギャラリーには源太さんの作品が100点以上並ぶ。朱や黒が美しいみなれた器もあるが、中には独特な色合いや特徴的な形をしたものもある。

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スワンと言うタイトル。白鳥をイメージして作った酒器。こうした一点物は源太さんならではの作品。

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木を削って形を作る事から、繰り返し漆を塗る所まで通常分業制の作業を一人で行う。

中には制作期間が数年にも及ぶ物もある。三日月を形どった酒器は構想から完成まで2年を要した力作だという。

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「すごい忍耐あるでしょう?」
「好きじゃないと絶対できない、やはりゆっくりしていい物が出来るという感じ、地に足をつけてゆっくりやらないと、急ぐと失敗する」

「手間暇掛けた漆の器を一人でも多くの人に使って欲しい」源太さんは言う。源太さんの作品作りは木を削る事から始まる、木工の技術は自己流だから、職人さんに比べたらまだまだと謙遜する源太さん、でもどうしても自分でやりたかった。「普通、漆塗りの人は木工とかしないんですけど、自分でこれが作りたいと思ったら木工ができないと、自分の思った事が出来ないと思ったのが木工をやる切っ掛けになった。時間も惜しまない、作るのが好きです。」

工場だったここも自分で改装して工房にした。作業がはかどる様に道具を改良するのは日常茶飯事。自分の手で物を作る事は源太さんにとっては特別な事では無く、ごく当たり前の事だった。大阪で生まれ育った源太さん、物心ついた頃からブロック遊びや工作が大好きな少年だった。京都の芸術大学で大学院まで漆の技法を学んだ。卒業後は独学で毎日、漆と挌闘する日々、初めはちょっと奇をてらった物ばかり作った。その後、朱や黒のシンプルな美しさを追い求めた。今はそのどちらでも無いと言う。

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「基本的な器を作って来たのですけど、なにか自分にしか出来ない物をもっとやって行きたいなと思うと、今ある自分の表現が派手さが無くなってきて、枯れた味が出せる様になって来た。」
自分なりのやり方で漆の魅力を伝えようと源太さんが今取り組んでいるのは漆に金属粉などを混ぜて塗る、変わり塗りと言う技法。
「職人さんからすると邪道かもしれないけど、素材として凄く面白いと思い、こういうやり方を発見した。」

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混ぜる物や分量は試行錯誤を繰り返した。錫の粉で陶器の様な質感を出した、燻銀塗りは自信作。実は変わり塗りは江戸時代から伝わる技。金属で色を変え、豆腐を混ぜて粘りをだすなど源太さんは古くから伝わる技を改良し新しい表現を模索してきた。
「只、朱とか黒とかでは無くて、表現次第で千も万も凄い種類のレパートリーが出来ると思ったので研究しました。変わり塗りをしてまったく見た事も無い自分でも予期せぬ物を作って行きたいと思っています。」
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「ミジン貝(メキシコアワビ)の粉なんですけど、内側にまくと、お酒をいれた時の輝きがとても綺麗です。」仕上げに貝殻の粉をまく。千変万化の漆塗りに命を吹き込む瞬間。只、派手なだけではなく、使う人の楽しみになる細工を施す。

塗り終わった漆器は源太さん手作りの乾燥機で乾かす。重力でむらが出来ぬよう、漆の特性に合わせて3分ごとに回転する。此の儘五日間じっくり乾燥させる。

源太さんが理想とする黒とも茶色とも言えない、独特の色と質感のおちょこが完成した。

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ベニシアさんもおちょこを買い足す事にした。源太さんは毎日の暮らしの中で手になじむ物の良さを感じて貰いたいと言う。

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「お酒などを入れると、金属の輝きと貝の輝きでおちょこが輝く」

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源太さん、漆の器の意外な使い方を発見した。毎日、牛乳を加えて作る自家製のヨーグルト、「是非、漆のスプーンで食べて欲しい」 漆のスプーンでヨーグルトを食べてみる。
「漆の良さは塗料では出しきれない、人の温もりが感じられる」

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Venetia’s Essey  漆

漆のある暮らしは温もりのある暮らし。漆器を使ってこそ良さが分かる。私は長年の間に紅色の漆器を幾つもいただきました。漆の木は東アジア一体に生育します。その樹液を濾過し、熱し、着色した物を木彫りの器に何度も筆で重ね塗りします。ひとつの漆器を作るのに沢山の時間と手間と忍耐がいるのです。秘訣は急がない事、邪念を取り払い、今この瞬間に気持ちを集中させると素晴らしい事が起こります。その時、作っていた物が美しくなるのです。何時も辛抱強く待っている人の元にやって来るのです。

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冬の間、生姜やハチミツを加えたオリジナルのお屠蘇をよく飲むと言うベニシアさん。源太さんの作った漆の杯で戴く。
「一年の始まりはお屠蘇を呑んで、元気になれますように」

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                     猫のしっぽ カエルの手 引用



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2011年01月08日

初寄せ植え

昨日は今年初めてヨーガのお教室に出てきました。一時間、腹式呼吸を行いながら色々なポーズをとると心が落ち着きます。事初めと言う事もあり亀のポーズ、鶴のポーズとお目出度いポーズが含まれていました。ホットヨーガにも出てきました、玉の様な汗をかき解毒作用は凄いと思いますが空気が薄い感じがして最後の方はちょっと辛いですね。やはりメンタルな面の重視されるハタヨーガの方が私には向いている様です。


今日ははな*いとし*こいしさんの初荷の日、昨年より鳥かごアレンジが寂しくなってしまいましたので、鳥かごを持って伺って来ました。新入荷のストックビンテージがとても美しく、早速、寄せ植えを作りました。

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一番後ろに可愛らしい花かんざしを植え込み、その前にストックビンテージの淡いピンクとアイボリーを植え込みました。大人っぽい色合いのストックビンテージがとても素敵です。一番前にプレミアム バラ咲きジュリアン ピーチフロマージュを植え込みました。乙女の様な華やかな色合いがとても美しい。名前もお菓子の名前を思わせる様なスウィートな感じがします。


我が家のクリスマスローズも硬い蕾を付けていて、開花が楽しみです。







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2011年01月06日

宮川名人の猫つぐら

ペットショップで以前テレビで見た事のある「猫つぐら」をみつけました。

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名人の名は「宮川誠一」さん。いつでも温和でにこやかな笑顔の素敵なおじいちゃんです。

猫つぐらの故郷「秋山郷」は日本三大秘境の一つとも言われ、国道117号線沿いの新潟県と長野県の県境に位置します。日本一の豪雪地帯といわれています。新潟県の名産である「コシヒカリ」有数の産地としても知られ、稲を刈りとった後には大量の藁が残り、昔からそれを使った民芸品が数多く作られていました。
ちぐら(つぐら)は「稚座」とも書き、新潟の方言で籠のことを示します。手から手へ時代を越えて伝えられて、改良が重ねられて出来たのが「猫ちぐら」です。一個を作るために、コシヒカリの藁約二十把、日数一週間を要します。きれいに編み目をそろえ、美しいドーム型に編むには非常に熟練を要するとの事です。
100%天然の藁を使っているので保湿性が高く通気性があるので冬は暖かく、夏は快適だそうです。
触ってみると確りと編まれていて、藁の香りがとても良く、郷愁感を誘うものがあります。

此のつぐらで生活する猫ちゃんは日頃のストレスを癒す事が出来るのではと思いました。宝位の小ささでは使えるかした?と思ってしまいました。動物もストレスを感じているでしょうから、つぐらに抱かれたら穏やかな気持ちになるでしょうね。


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新春ニューファッション  写真では良く分からないのですが、デザインされた熊ちゃんにびっしりとスパンコールが縫い込まれ、色々な色に美しく輝きます。


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早くも白梅の花が咲き始めました。春近しですね、





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2011年01月04日

ウィーンフィルニューイャーコンサート2011

今年も恒例のウィーンフィルニューイャーコンサートを観ました。

演奏の素晴らしさはもとより映し出されるウィーン楽友協会大ホールの美しさ、飾られたお花の美しさ、音楽と供にもようされる美しいパレーの美しさに何時も夢の様な一時を過ごします。

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今年の指揮者はフランツ・ウェルザー・メスト氏でした。50歳と言う若さです。インタビューの中でワルツには楽しさの中にもメランコリックな要素が含まれていると言っていましたが、確かにそうですね。だからこそ惹きつけられるのかもしれません。

第一部
騎兵行進曲 作品428 ヨハン・シュトラウス
ワルツ 「ドナウ川の乙女」 作品427 ヨハン・シュトラウス
1888年に初演されました。「ドナウの乙女」とはドナウ川に住んでいた伝説上の水の精だそうです、とてもロマンテックな旋律にうっとりとします。
アマゾン・ポルカ 作品9 ヨハン・シュトラウス
ドイツ語では乗馬する女性を「アマゾン」と呼んだそうです。
デビュー・カドリーユ 作品2 ヨハン・シュトラウス
1844年18歳のシュトラウスはドムマイア・カジノでデビューを飾りました、デビュー演奏会で彼自身の楽団に依って華々しく初演されたのが此の曲です。
ワルツ 「シェーンブルンの人々」 作品200 ヨーゼフ・ランナー
此の曲が演奏されている最中、シェーブルン宮殿の模様が映し出されとても美しく観ました。

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ポルカ 「勇敢に進め!」 作品432 ヨハン・シュトラウス

これらの曲が演奏されている最中に会場を美しく飾りつけられたお花が映し出されます、とても綺麗。今年はブーケのお花が多かったですね。

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休憩を挟んで第二部へと演奏は進んで行きます。

第二部
喜歌劇「騎士パスマン」からチャ-ルダーシュ ヨハン・シュトラウス
ワルツ「別れの叫び」 作品179 ヨハン・シュトラウス
ロシア演奏旅行を控えたシュトラウスが1856年の舞踏会で初演し大好評を博した曲。
リストの主題により「狂乱のギャロップ」 作品114 ヨハン・シュトラウス父
メフィスト・ワルツ 第一番 フランツ・リスト
レーナクの詩「ファウスト」に基づいた作品です。
ポルカ・マズルカ「遠方から」 作品270 ヨーゼフ・シュトラウス
1860年兄ヨハンと共にロシア旅行に出かけてヨーゼフが故郷の妻への思いをこめて作曲した曲です、スラブ的なメランコリーに満ちた作品です。メランコリーで郷愁をさそう曲でした。
此の曲が演奏される中、ウィーン国立バレイ団のバレリーナがウィーン国立歌劇場でバレーを踊る映像が流れとても綺麗でした。

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スペイン行進曲 作品433 ヨハン・シュトラウス
オーストリア出身のスペイン王妃マリア・クリスティナの為に作曲した曲です。
バレエ音楽「イベリアの真珠」からロマの踊り ヨーゼフ・ヘルメスベルガー
カチューチャ・ギャロップ 作品97 ヨハン・シュトラウス父
ワルツ「我が人生は愛と喜び」 作品263 ヨーゼフ・シュトラウス
此のワルツは生涯に300曲近い作品を残したヨーゼフ・シュトラウスの代表作となります。優しい旋律のワルツで、とてもロマンティックな作品です。此の曲の流れる中、ウィーン郊外のラウンド城を舞台にバレイが踊られとても美しかった。衣装もとても美しく、思わず見入ってしまいました。

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ポルカ「ノンストップで」 作品112 エドゥアルト・シュトラウス
指揮者メスト氏は此の曲の最中、指揮棒を振らず、曲の速い所は交通信号の棒の様なものを上げていて、ユーモラスで思わず微笑んでしまいました。

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曲が終わると「明けましておめでとうございます」が楽団員全員から言われました。新しい年の始まりと思い、何時も此の瞬間は感動します。

ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314 ヨハン・シュトラウス
此の曲が流れると、とうとうと流れる美しいドナウ川の様子が目に浮かびます、何時聞いてもとても美しい曲です、思わす体が動き出してしまいます。
子供達のバレリーナのダンスが踊られます、驚いたのは演奏会場にバレリーナの子供達が入ってきて、演奏会場でバレーを踊った事です。場内のオーディエンスも驚き、満場の拍手を誘いました。

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アンコールが起こり
ラデッキー行進曲 作品228 ヨハン・シュトラウス父が演奏されました。
会場のオーディエンス全員で、曲に合わせて小さく、大きく手拍子を打ちます、思わず私も手拍子を打ってしまいました。

会場は拍手と供にスタンディングオベーションとなり、ブラボーの声が飛び交いました。

とても素晴らしい演奏会でした。


                            ウィンフィルニューイャーコンサート2011引用



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