2010年07月
2010年07月17日
ニチニチソウ アップルブロッサムの寄せ植え
はな*いとし*こいしさんに可愛らしいニチニチソウが入荷された事を知り、早速、寄せ植えを制作しに出掛けました。
それにしても暑いですね。これからは34°、35°の日が続くとか恐ろしい事です。
ニチニチソウの寄せ植えです。
以前より植えてあった房ふぐリは其の儘に使いました。
ニチニチソウは今、色々な色が出ていますね、今回のアップルブロッサムはまさにリンゴの花の様に薄いピンク色の可愛らしい品種です。一つの苗の中にピンクの濃淡が混在し、そのグラデュエーションがとても綺麗で浴衣の模様を思わせます。濃いピンクの千日紅がアクセントになっています。一番左端には斑入り葉カラミンサが植え込んであります。紫の花が全体に調和しています。斑入りの葉も美しく、優しい仕上がりとなりました。
今日はその他にガーデンカラジュームとセロシアを使った寄せ植えを制作しま。
真ん中に赤い葉のカラジュームを植え込み、左横にセロシアを植え込んであります。その他のドドナエア、ダイアモンドフロストは以前より寄せ植えに使われていたもののリサイクルです。グリーンの中に点在する赤が映えますね。この暑い時期に元気をくれそうです。
アメリカンブルーが手に入りましたので、以前、ダリアが植わっていた場所に寄せ植えしました。ブルーの花の咲くのが楽しみです。以前より植えてあったユーカリ、エンゲルシダなど良く育っています、剪定が必要でしょうか?
やはり植物を触っているととても癒されます。
2010年07月14日
「いのりのかたち」展
根津美術館で開催されている「いのりのかたち」展に行って来ました。
仏教美術作品30点を観覧できる展覧会です。
根津美術館は常に静寂と清々しさに満ちて心が落ち着きます。
優しさに満ちた仏の姿、怒りを持った仏の姿・・・その姿に人々は何を祈ったのでしょうね。心の平安、己への戒め、戦乱の世の勝利などなど色々な思いが込められている様に思います。
重要文化財 金剛界八十一尊曼荼羅(部分)
八十一もの仏が描かれた大きな曼荼羅です。八十一尊を描きながらきっと世の太平を祈ったのでしょうね。大きな画面に色々な構図の仏が描かれています。
重要文化財 大日如来坐像
とても優しい面持ちの仏様です。
コレクション展ではやはり好きな鍋島の大皿に惹きつけられました。鍋島の美しい地にくっきりと柄が描かれているのがとても魅力を感じます。
青磁染付青海波宝尽文皿
染付白鷺蓮葉文皿
白鷺の表情に心なしかユニークさを感じます、とても優しげな表情です。
展覧会の後、お庭を巡るのも一つの楽しみとなっています。とても立派の灯篭が数多く建てられています。もみじの木、大きな銀杏の木がありますから秋はまた違った美しさで彩られそうです。
喫茶 NEZUCAFEで一休みしました。緑を愛でながらのひと時は旅行にでも行ったかの様な思いがします。
ミートパイを頼みました。とても美味しく、お値段もリーゾナブルです。
此方のコーヒーカップに心惹かれました。尾形光琳の燕子花図の燕子花のモチーフがデザインされています。とても素敵でした。
思わず絵葉書を買ってしまいました。
国宝 燕子花図 尾形光琳
根津美術館のエントランス部分は片側に金明孟宗竹が植えられていてとても静寂感があります。外の喧騒から静寂の世界に誘う道の様です。
とても心潤う時間を過ごしました。
2010年07月11日
試練とグルメ
我が家の投票場はとても遠く、バスを乗り継いで行かないといけないのです。一つのバスで済ませ様とすると徒歩で20分のバス停まで歩く事になります。
そこで考え出したのが、20分歩いて行くバス停の途中、何時も宝がお世話になっているドッグランに一時間程預かってもらい、投票を済ませて来ようと言う事でした。
預けられるのは宝にとって正に試練なのです!!
無事に投票をすませ、宝を迎えに行きました。早速ドッグランで遊ばせました、宝にとっては久し振りのドッグランです。
遊んだ後は喫茶室に向かい、今日のご褒美に魚のテリーヌをご馳走しました。
マナーシートに座る宝。テリーヌの出てくるのが待ちきれません。
魚のテリーヌ、美味しそうです。宝はぺろっと食べてしまいました。
私のいただいたケーキセット、さつまいも入りのアップルパイですとても甘くて美味しいので何時も注文してしまいます。
今日は宝にとっては試練とグルメの一日となりました。
2010年07月08日
オルセー美術館展
さすが115点もの名画が展覧されていると言う事もあり凄い盛況でした。目指す名画は皆さんも同じなんですね、その絵画の前は凄い人だかりで観るのに苦労しました。
展示は
第1章 1886年ー最後の印象派
第2章 スーラと印象主義
第3章 セザンヌとセザンヌ主義
第4章 ツゥールズ=ロートレック
第5章 ゴッホとゴーギャン
第6章 ホン=タヴェン主義
第7章 ナビ派
第8章 内面への眼差し
第9章 アンリ・ルソー
第10章 装飾の勝利
と言う様に展覧されていました。
クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホの絵にとても心惹かれました。
睡蓮の池、緑のハーモニー クロード・モネ
観ていると緑に包まれた森の中で睡蓮の咲く池を見ている様な錯覚に捉われます。色合いがとても素敵です。
白い霜、焚き火をする若い農婦 カミーユ・ピサロ
とても細かいタッチで描かれ、とても繊細な感じがします。ミレーに通じる様な敬虔な感じを受ける絵画です。
自画像 フィンセント・ファン・ゴッホ
星降る夜 フィンセント・ファン・ゴッホ
どちらもタッチが強く、絵画の前で釘付けになってしまいました。
白い猫 ピエール・ボナール
猫の表現がとても変わっています、怒っている猫の様子が想像されます。ユニークな感じがしました。
展覧会を観た後にお茶をしたのですが、そこで偶然ご一緒したご夫婦のご主人が「此の展覧会は何回か来ないと全部観た事にならないな」とおっしゃっていましたが、私も同感です。展示内容が素晴らしいだけに、何回訪れても新しい感動を受けそうです。