2009年12月
2009年12月05日
東京都庭園美術館
庭園美術館の中にないると都会とは思えない静けさに囲まれ、小鳥のさえずりに包まれます。しばらく歩くと、苔の上に落葉が落ちてとても綺麗。
東山魁夷さんの「京洛四季」の中の絵を思わせます。今は紅葉がとても綺麗です。
今日は旧朝香宮廷で開催されている「パリに咲いた古伊万里の華」の展覧会に来ました。
展示されている古伊万里は350年前にヨーロッパに輸出されたもので、日本に里帰りしたものです。最近みた「大阪城屏風の謎」の屏風と同時代にヨーロッパに輸出されたとの事でとても興味を持ちました。
旧朝香宮廷に入ったとたんに正面に有るルネ・ラリックのガラス・レリーフにみとれてしまいました。
この旧朝香宮廷はフランス人デザイナー、アンリ・ラパンによって内装され、フランス・アール・デコが再現されています。
展覧会を見ると供にアール・デコの内装を満喫出来ます。
ルネ・ラリックのシャンデリアもとても素敵でした。
古伊万里の展示品は思っていたよりもとても多く、見ごたえがありました。
宮廷の装飾品として扱われた物の他にコーヒーピッチャーなど実用品として使われていた古伊万里も多数展示されていました。ヨーロッパに渡ってから金の細工を付けられた古伊万里も多数展示されていました。
私が一番に興味を持ったのは東インド会社の航路の図面でした。この大海原を渡って長い旅の末、この古伊万里達はヨーロッパに渡ったのですね。西洋の人々の古伊万里に対する興味の程が思い知らされます。
展覧会を鑑賞した後、庭園を散策しました日本庭園の池の周りを回ったのですがここでも紅葉が美しく、写真を撮っている方がいました。
京都の庭園を回っている様な錯覚にとらわれながら、地面に積もった可愛らしい紅葉の葉にみとれていました。
帰り際にcafe茶酒kanetanakaの寄りました。老舗料亭「金田中」が手がける和のレストランです。小ぶりのお料理を二品選んでランチをいただけます。私は鯛茶漬けと秋の蒸し寿司を選びました。とても繊細で美味しかったですよ。テラスでイチョウの落葉を見ながらお食事出来るのは贅沢ですね。お抹茶を最後にいただき、席をたちました。
とても心豊かな一日でした。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/koimari/index.html
2009年12月02日
2009年12月01日
ミニハボタンのリース
はな*いとし*こいしさんのブログに素敵なミニハボタンのリースが紹介されています。私も作りたい!!と思い早速、制作しに行ってきました。
可愛らしくと言う事をテーマに作り出したのですが。「紫の君」?を思わせる様な大人のムードを持ったリースが出来上がりました。
最初にミニハボタンを植え込む場所を決めてから他の植物を植え込んで行きます。全体のポジションを決めてから土を入れて植物を固定して行きます。土を入れて行くと花が立って来て生き生きとして来ます。これから頑張って咲いて貰う為に栄養を与えている様な、そんな感じがします。
今年はミニハボタンを使って沢山の寄せ植えを作りましたが、明らかにミニハボタンへの今までの認識が変わりました。今まではお正月様のキャベツの様な大きなハボタンしか知りませんでしたから。ハボタンで寄せ植え?・・・と言う意識でしたが、此のミニハボタン達とても綺麗なのです。あたかもバラの花を寄せ植えしているかの様な感覚で寄せ植えしています。すっかりミニハボタンのファンになってしまいました。
私の大好きなプラチナム
ピンクぽい色合いの可愛らしいミニハボタン
シックな紫色のスプレーハボタン、なんと八つのお花で一株です。株分けをして植え込んであります。
スプレーハボタンの下に植え込んで有る植物はロータスブリムストーンです。葉咲きが黄色っぽく華やかさを添えてくれます。
その他、動きを出す為にアイビーを植え込んで有ります。
今回使ったビオラはブラムアンテークです。アンテーク調の紫が魅力的です。
もう一つ、鳥かごアレンジを制作する積りでしたが、もうリースの制作に渾身を込めてしまったので、頭が空っぽでデザインの発想が浮かばないのです。日を変えて制作をする事にしました。
中島さん、今日もありがとうございました。
家に帰って来るともう夕暮れが始まっていました。日の暮れるのが早いですね。空があまりにも美しかったので写真を撮りました。
空高くはまだ青空ですが、下の方は夕暮れが始まり雲が薄い桃色に染まりとても綺麗でした。